きくりん情報局

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プルトニウム

平成23年3月31日  午前8時   橋本市  晴れ   21CPM

 福島第一原発の3号炉ではプルサーマルの運用をしていました。

 プルトニウムをウランに一定量混入して、核反応させていました。

 昨年12月に、佐賀の玄海原発で、プルサーマルの運用中、ヨウ素が大量発生し、深夜放出すると言う事故がありました。付近では通常の1000倍程度の放射線量を観測しています。

 反応の早いプルトニウムは、どんな反応をするのか、まだ実験段階であると言うことだと、私は判断しています。

 沸騰水型原子炉では、ボイド係数がマイナスになっているので、連鎖爆発はあり得ないと私は考えます。
 しかし、MOX燃料を使用していた3号炉は、全く分かりません。 
 何とか収束しつつある事が幸いです。

 ちなみにプルトニウムは、非常に毒性が強く、外界に放出させるわけにはいきません。

 約1ミクロンのパウダー状、半減期2万4千年、放射能と発ガン率から計算すると、1グラムでおよそ100万人に発ガンさせる能力があります。
 もちろん少しのロスもなく100万人に摂取させるという、困難な作業が出来たらの話ですが。

 今回の事故では、プルサーマルの危険性も明らかになりました。
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by drkikurin | 2011-03-31 10:01 | 放射線量 | Comments(0)

放射性廃棄物

 平成23年3月30日   午前11時  大阪市  晴れ   31CPM
                午後8時  橋本市  晴れ    24CPM


 今回の事故で明らかになった問題で、MOX燃料の存在があります。

 核廃棄物の再処理で出てくるプルトニウムを何とか使えないか、と言う計画です。
 
 もともとウラン用にこしらえた炉で、反応の激しいプルトニウムを燃やして大丈夫か?

 あまり大丈夫じゃありませんでした。

 眠いので、続きは明日に・・・・・
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by drkikurin | 2011-03-30 22:39 | 放射性廃棄物 | Comments(0)

メンテナンス

 平成23年3月30日 午前7時    橋本市  晴れ   22CPM  (通常は20以下です)

 システム工学をかじったことのある方なら、想像は付くと思います。

 部品の個数に比例して、安全の確保は難しくなります。
 車でさえ大変です。

 人間は間違えます。
 その失敗に対して、安全対策、システムがどれだけ完備されているか・・・・

 美浜原発の事故は、パイプの振動をおさえる金具に、数ミリ設計ミスがあったことが原因でした。
 パイプが振動で劣化したのです。
 
 20年間気づかれませんでした。

 原発の定期点検のいい加減さは有名?です。

 ところが、炉心は作業員がぞうきんで磨くという、とても丁寧な側面もあります。
 いったいどれだけ被爆するのでしょう?

 原発の運用には、作業員の被爆が必要不可欠なのです。

 エコな発電の正体です。
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by drkikurin | 2011-03-30 08:49 | 放射線量 | Comments(0)

中性子がぶつかると

 平成23年3月29日 午後8時   橋本市   晴れ    27CPM  (通常は20以下です)

 高めの値を維持しています。問題ない値とはいえ、布団干しをためらいます。

  核分裂について書きます。
 ウラン235が核分裂すると中性子と呼ばれる粒子が2個飛び出します。
 その2個の中性子が2つのウランを分裂させ、さらに4個の中性子が飛び出し・・・
 と、ねずみ算式に反応が進み、核爆発に至ります。

 そのためには多少の純度と分量が必要です。
 中性子が外に逃げてしまうからです。
 
 原子炉では燃料棒のサイズと純度を調整し、2個の中性子のうち1個だけを次のウランにぶつけるように、制御します。

 また燃料棒の間には、制御棒と呼ばれる中性子をよく吸収する物質を、適度に挿入します。

 地震などの緊急時には、制御棒が一気に降りて核分裂を押さえます。

 ちなみに中性子がウラン238にぶつかるとプルトニウムに変化します。
 プルトニウムをたくさん作るためには、中性子を減速させない工夫が必要です。

 さてここからが本題です。(前置きが長くなりました)

 原子炉内で、中性子が原子炉の鉄にぶつかると、正確な知識ではないのですが、鉄の放射性同位体か、コバルトに変化します。 

 鉄の剛性が落ちて行きます。
 こんな事も手伝って、原子炉の寿命が来ます。

 高レベル廃棄物の貯蔵用のステンレス容器は100万年大丈夫と宣伝してましたが(どんな試験で?)10年で穴が空いたのもこのためです。

 こんな理由で、米国の高レベル廃棄物貯蔵所にはあってはならない煙突があります。
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by drkikurin | 2011-03-29 22:25 | 放射線量 | Comments(0)

今朝の放射線量

 平成23年3月29日 朝8時  橋本市   晴れ    31CPM    (通常は20以下です)

 とりあえず今朝の放射線量をアップします。

 通常の2倍近いですが、何かあった事が推測できますが、危険ではありません。
 
 書きたいことはまた今晩にして、畑に行ってきます。

 再処理施設のある六ヶ所村で、自然農を営む農家があるそうです。
 そこの野菜からは、放射能が出ないそうです。
 
 農薬を一度でも使う農法と、有機農法では微生物の量が2000倍以上違うそうです。
 
 そのあたりに原因があるのでしょうか。
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by drkikurin | 2011-03-29 10:31 | 放射線量 | Comments(0)

今晩の放射線量

平成23年3月28日 午後11時  橋本市     晴れ      24CPM

 やはり少々高めです。

 色々書いてみたのですが、なにやら恐ろしい文章になってしまい、今回は線量の報告だけにします。
 また落ち着いたら書きます。

 今回の事故で、痛い痛い思いをしている、大気、海、大地、陸と海の生き物たちの痛みが、どうか治まりますように。また東北の大自然の中で、健やかに命をはぐくめるように、祈っています。

 最前線の人たちは、今も寝る間も惜しんで戦っておられるのでしょう。
 その命をかけたがんばりには泣けてきます。
 ありがとうございます。
 
 リンクをはりましたが、「原発がどんなものか知って欲しい」というホームページを紹介しています。
 作者の平井憲夫さんは確かガンで亡くなられたと記憶しています。
 現場ならではの、原発象が分かりますので、どうぞ訪問してみてください。

 なにやら日本が抱えている構造的な問題が、そのまま原発に現れているように感じます。
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by drkikurin | 2011-03-28 23:56 | 放射線量 | Comments(0)

原発の冷却

 平成23年3月28日 午前8時  橋本市   晴れ       22CPM

 平常値より微妙に高い値が続いています。測定していると分かるのですが、放射線を検知するリズムがいつもと違うので、何かが違うと言うことが分かります。でもまだまだ大丈夫ですよ。

 今回の原発事故で明らかになった原発の諸問題をシリーズで書こうと思います。
 私の立ち位置は、物理学者として反原発です。
そのため、多少悲観的な書き方になるかも知れませんが、ご容赦ください。

 今回の大津波で非常冷却用のディーゼルエンジンが故障し、冷却できなくなり、炉の熱を取れずに多々苦労しています。非常停止しても、核反応は緩やかにはなりますが続くのです。

 津波がかからないように建てたと言っていますが・・・・
200年に一度の災害のための予算は仕分けられた後、仕分けた当人が節電担当大臣というジョークもおまけで付いてきました。

 原発だけではないのですが、発生する熱を全て電力に変換できません。かなりの熱を排出しなければならず、大量の海水で冷まします。
 これは炉心の放射能を含んだ冷却水ではありません。念のため。

 どのくらい大量かというと、敦賀の原発では敦賀湾の水が日に2回入れ替わると言われるほどです。まあ取水した水と排水した水では7℃の温度上昇があるので、敦賀湾は温泉のようになってしまうはずで、少々この例えは無理があるのでしょうが。それにしても毎分数十トンのレベルで使います。

 さて、その巨大ポンプとパイプラインに海藻が着かないように、塩素を投入します。
 よく塩素で消毒と言いますが、塩素は毒物なので、「消毒」はおかしいだろう!と、私ならつっこみます。

 結果として大量の温排水が海水温を上げ、塩素を大量に海に放出し、生態系を壊します。
 温排水は、海水に溶けていたCO2を大気中に放出します。
 これがCO2を出さないエコな発電だと言っていた人間は、実態を知っているのでしょうか。
 責任を取って頂きたいですね。
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by drkikurin | 2011-03-28 11:15 | 原発の構造 | Comments(0)

水道水

平成23年3月27日 午後7時  橋本市   晴れ     21CPM

 天候と水道水の安全性について、少々考えます。

 雨が降ると、放射性物質を含んだチリが雨と共に地上に落ち、川を流れます。

 それらは集められて、大きな川に集まります。

 ほとんどの浄水場は、そう言った大きな川から取水し、濾過し、オゾン殺菌などを経て最終的に塩素を投入し、家庭まで届きます。

 今日の雨水が、何日あとの水道水になるかはそれぞれの地域によります。
 
 事故後、一旦雨が降り、それが水道水として家庭に回り始めたとしたら、晴れようが雨だろうが天候に関係なく、しばらくは持続するはずです。
 
 一番多い、ヨウ素のような寿命の短い放射性物質は、徐々に弱くなります。

 ご自身の使う水道水の取水は、どこの川なのか、それとも地下水なのか確認すること。
 その川の支流には、どれほどの放射性降下物が予想出来るかを、地図、風向き、放射線量の情報などから判断する。

 こんな風に判断するしかないと思います。

 もちろん自治体が発表する場合もありますが、場所が限られていて自分の水道が同じ浄水場から来るのかならそのデータを元に考えましょう。

 ガイガーカウンターでも、10ベクレル/kg 程度の放射能だと判断しきれないのです。

 アフリカのキベラの小学生達が、日本の被災者の為に歌ってくれている映像がありました。
 見て泣けました。


 
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by drkikurin | 2011-03-27 21:11 | 放射線量 | Comments(0)

会津若松へ

平成23年3月27日 朝8時  橋本市  24CPM

地震直後ぎりぎりに手に入れたガイガーカウンターのキットを組み立てたものを、要望があった支援活動で福島に行かれる方に、お貸ししました。

放射能は人間の感覚では分からないと言うこともあるのでしょう、現地はなかなか切迫感が無いそうです。ボランティアの方々や、現地の安全の認識に役立てていただけたら嬉しいです。

福島、会津若松あたりの状況が伝えられたらアップいたします。

支援に駆けつけている皆さんもがんばれ!
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by drkikurin | 2011-03-27 11:07 | 放射線量 | Comments(0)

微生物と水

平成23年3月26日 夜11時30分  橋本市 晴れ    24CPM

 全く問題ありませんが、少々高めの線量です。測定器の反応がいつもと違うので、やはり何かが起きているのでしょう。

 福島原発の冷却系の再稼動のニュースを待ちわびているのですが、まだです。
 現場の技術者の皆さんは、まだまだ息もつけないことでしょう。
 がんばって下さい。

 原爆の死の灰が降った広島長崎では、翌年にはもう植物が生え始めたそうです。
 
 米軍は、「30年は草も生えないだろう」と予測していました。
 まあそれでも落としたのですが。

 被爆地では微生物が放射性物質を食っていた、と報告されています。
 その研究を続け、成果を上げている研究所があります。

 チェルノヴィリ原発の事故で死の灰が降った北欧の森では、あちこちにきれいな泉が湧いたそうです。
 それらの泉が、森を浄化していったと、北欧のスピリチュアリストが言っていました。

 どちらも非科学的と言えますが、何かしらの真実は含まれているでしょう。
 
 生きた大地には、まだまだ知られていない力があるのだと思います。
 私たちは、大地や大気、水も合わせて一つの命、私たちなのだと思います。
 
 東北の大地と森と海の痛みを我が事と感じながら、「がんばれ」と、祈りを送ります。

 
 
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by drkikurin | 2011-03-27 00:17 | 放射線量 | Comments(0)

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