きくりん情報局

低線量被爆

平成23年6月6日(月) 午後9時30分 橋本市  曇り  22CPM

和歌山は平常値よりわずかに高めです。

原子力の構造的問題や、放射線に関しては、初めの頃に書き尽くしたので、そちらを読んでください。

郡山の甥も、だんだん慣れてきたせいか、放射線量の連絡が滞るようになってきました。

何かあれば、生きていられないでしょう。

未だに20mSv/yは安全だとか、ガンの発生は無視出来るなどの論説が散見します。

今、世の中にある、被曝量とガン発生率のデータは、ほぼ広島長崎のデータを、直線で補完した物です。

某大学の名物教授も、そのブログで直線補完していました。

爆心地に後日入市して被曝した人たちは、長い間被曝者として認められませんでした。

被爆していないのに、原爆症が出た人たちが認められたのは、以前紹介した

「死に至る虚構」J.M.グールド、ベンジャミン.A.ゴールドマン

と言う本が、参考資料として認められた為です。

その中の一部を紹介します。

d0231730_2232321.jpg



一般的に使われているのは、図中直線の値です。










チェルノヴィリの事故の影響を受けた全ヨーロッパの、線量測定域まで拡大した物だそうです。

ヨウ素131のレベルが100pCi/l(1リットルあたり100ピコキューリー=3.7ベクレル/㍑)以下では死亡率の上昇が急激であるが、高線量レベルになると、増加量は平坦になる。点線で示した物は、広島長崎の被爆者のデータから、物理学者と厚生官僚が正しいと仮定した物で、高線量域から外挿して出来た物であり、低線量域を過小評価した物である。

特に感受性の高い人々に対する低線量被爆の影響を、1000分の1に過小評価している。 

と、あります。

1リットルをほぼ1kgとして、100pCi/kg=3.7Bq/kg  から急激に死亡率が上昇すると言う事です。

国の基準値と比べてどうですか? 暫定基準は300Bq/kgです。乳幼児で100Bq/kgです。

(注) Ci :キューリー    Bq :ベクレル    放射能の単位  3.7Bq=100pCi 

ソヴィエト連邦や、アメリカでは死者の増加をかなり控えめに発表していたそうです。

原発の被害は大したことがないように見せたい現政権にとっては、データも都合の良い方を選択するのでしょう。

本当のことは、この壮大な人体実験で明らかになるのでしょうか。

日本人の食生活は、以前書いたように放射能に強いはずですから、被害は最小限になる、と祈るような思いです。
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by drkikurin | 2011-06-06 22:18 | 放射線量 | Comments(3)
Commented by 緒方 at 2011-06-06 23:25 x
はじめまして。いつもブログを拝見させていただいています。
以前、自然農法の畑からは、放射性物質が出ていないという記事がありました。
私の祖父母が、和歌山で農業をしており、私自身もこの話に興味を持ちまして、少し調べてみたのですが、きくりんさんのおすすめのホームページや本などありますか?
よければ教えていただけたらと思います。よろしくおねがいします。
Commented by drkikurin at 2011-06-08 16:28
 いつも駄文につきあって頂いて、ありがとうございます。
 自然農法の畑から放射能が検出されない、と言うデータは、友人の計測によるものです。この友人は、結構なインテリで工学博士です。彼が理解不能と言っていました。
 これを説明する本とか文献は知りません。以前書いた放射能が蓄積しにくい食事、食料は、日本食糧学会の報告です。
 放射能を除去する能力が何かにあるとすると、その現象は原子核まで及ぶと言うことになり、現代の科学では「とんでも科学」に分類されます。久司道夫さんの「原子転換と言うヒント」が、一番近いかも知れませんが、農業については書いていません。
 探してみます。
Commented by 緒方 at 2011-06-08 18:08 x
こんにちは、ご返信ありがとうございました。
確かに、今回のようなケース自体が珍しいので、データは無いですよね。
ただ、自然農法による微生物の働きについては、まだまだ未解明の部分が多いようなので、興味深い分野ではありますね。
ありがとうございました。今後もブログを拝見させていただきます。

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