きくりん情報局

原発の冷却

 平成23年3月28日 午前8時  橋本市   晴れ       22CPM

 平常値より微妙に高い値が続いています。測定していると分かるのですが、放射線を検知するリズムがいつもと違うので、何かが違うと言うことが分かります。でもまだまだ大丈夫ですよ。

 今回の原発事故で明らかになった原発の諸問題をシリーズで書こうと思います。
 私の立ち位置は、物理学者として反原発です。
そのため、多少悲観的な書き方になるかも知れませんが、ご容赦ください。

 今回の大津波で非常冷却用のディーゼルエンジンが故障し、冷却できなくなり、炉の熱を取れずに多々苦労しています。非常停止しても、核反応は緩やかにはなりますが続くのです。

 津波がかからないように建てたと言っていますが・・・・
200年に一度の災害のための予算は仕分けられた後、仕分けた当人が節電担当大臣というジョークもおまけで付いてきました。

 原発だけではないのですが、発生する熱を全て電力に変換できません。かなりの熱を排出しなければならず、大量の海水で冷まします。
 これは炉心の放射能を含んだ冷却水ではありません。念のため。

 どのくらい大量かというと、敦賀の原発では敦賀湾の水が日に2回入れ替わると言われるほどです。まあ取水した水と排水した水では7℃の温度上昇があるので、敦賀湾は温泉のようになってしまうはずで、少々この例えは無理があるのでしょうが。それにしても毎分数十トンのレベルで使います。

 さて、その巨大ポンプとパイプラインに海藻が着かないように、塩素を投入します。
 よく塩素で消毒と言いますが、塩素は毒物なので、「消毒」はおかしいだろう!と、私ならつっこみます。

 結果として大量の温排水が海水温を上げ、塩素を大量に海に放出し、生態系を壊します。
 温排水は、海水に溶けていたCO2を大気中に放出します。
 これがCO2を出さないエコな発電だと言っていた人間は、実態を知っているのでしょうか。
 責任を取って頂きたいですね。
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by drkikurin | 2011-03-28 11:15 | 原発の構造 | Comments(0)

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